レトロなラジカセやコンポが高く売れるのは何故?

1980年代やその前後の日本は好景気のおかげもあり豪華な仕様のラジカセ、コンポ、ラジオアンプなどがよく販売されていました。
特にラジカセはSONYのウォークマンの登場やCDなど次世代メディアの普及も控えていたことで急速に普及して売れに売れまくっていたようです。

そのおかげか当時販売されていたラジオカセットレコーダーはデザインも豊富であり、しかも当時流行っていた洋楽、歌謡曲、いわゆる80sミュージックの雰囲気、ファッションに影響を受けてセンスの良いデザインのラジカセが多数発売されました。
そういったバブルを象徴するデザインのラジカセは現在とても重宝されており、中古市場価格も軒並み高い状態を維持しています。

カセットやレコードへの回帰とその再生機器としての需要

今時であればすでに音楽を聴くのはspotifyなどのストリーミングサービスを使うのが常識となっていますが、逆に自分だけの所有感が味わえるカセットやレコードの人気も上昇しており、それに応じてレコードプレーヤーやラジカセなどの古い再生機器の人気も実は上昇中です。
特にレコードはそれ専門の小売店が増えるだけでなく、レコードを新規で作成する会社がいくつか立ち上がるなど、ここ数年は特に海外でレコードブームが起きており、関連企業の業績も上がり調子が続いている模様です。

それに併せてカセットについても再評価の波が来ており、特にマニアックな音楽ジャンルに傾倒するオタクやマニアがカセットで発売された商品をコレクションとして購入することも多くなっています。
もちろんカセットを再生するためにカセットプレーヤーは売れますし、カセットを自作する方法としてカセットレコーダーを購入する人も増えているのが現状です。

最高のデザインはあの時代のラジカセにしかない

レコードやカセットの収集に目覚めたら、次はその再生機器のデザインに目を向けるのが性というものです。
今現在でも新しくレトロ風な見た目をしたラジカセやレコードプレイヤーは発売されていますが、不思議なことに当時のデザインを上手く真似てデザインできている商品は一握りしかありません。

やはり黄金の80年代に栄えたあの独特のデザインセンスというものは、どうやら当時のプロダクトデザイナーにしか作り出せないものだったようです。
実際それを証明するように、実は新発売されたレトロ風デザインのカセットプレーヤーよりも、80年ごろに実際に売られていた当時物のラジカセがとてもよく売れているのです。

古くても壊れていても大丈夫なレトロラジカセ

デザインがどれだけ良くても壊れていたら意味がないんじゃないの?と思うかもしれませんが、実はデザインの良いバブル期のラジカセは無料引取りではなく買取価格が付く場合があります。
これは元々古いラジカセの完動品がなかなか市場に出回らない上、デザインが良い人気の機種は壊れていてもそれを修理して利用する人も多いからです。

昭和の漫画雑誌やファッション誌に載っていたラジカセの多くは特に知名度が高く人気があるため、今でもヤフオクやメルカリ、ジモティーなどで高額取引されている場合があります。
ただそれに該当しないメーカーも明確ではないラジカセであっても、デザインさえ良ければ買取可能となる場合があります。

特に大阪で出張買取を行っているめちゃ買うドットコムが買取査定を行う場合は、昭和レトロの当時物のオーディオ機器は基本的に有料引取りではなく買取価格を付けての買取を前向きに検討するかたちとなります。
たとえ古い機材や重くて大きくて動かし難い品が他にあったとしても、めちゃ買うであればそれらも全て買い取りできる場合が多くなっています。

大阪府内でレトロなラジカセやコンポ、アンプなどを買取ご希望の場合はぜひ一度めちゃ買うドットコムにまで買取査定依頼をお試しください。