高級食器を高額買取してもらうコツ

高級食器買取

コペンハーゲンや香蘭社、ノリタケやナルミ、たち吉。
あなたは高級食器と聞いてどのようなブランドが思い浮かぶでしょうか?

ウェッジウッドやマイセンなど世界的に有名なブランドの食器のみならず、
先に挙げた質の高い日本製食器もまた、現在では高級食器として広く人気があります。

現在では冠婚葬祭での引き出物やギフトとしても贈られることが多い高級食器。
これらをただ使わないまま倉庫や蔵の中に保管しておくだけではもったいないものです。

ここではそんな実はとても価値のある高級食器を高額買取してもらう方法について解説していきます。

箱や説明書もあれば高値に

高級食器は贈答品として用いられることが多いため、元々とても頑丈で品のある美しい化粧箱などに収められていることが多いものです。
そして実際にそれを日常生活に使用していないかぎり、ほとんどの場合はその箱も説明書や保証書も一緒に保管されているものと思います。

こういった食器それ自体とは違う付属品の状態も、可能であれば新品同然、未開封に近い状態で保管してあれば高額買取される確率も上がり易くなります。
ですから高級食器を高額で売ろうとする場合は箱など付属品もより完璧な状態で保管してあるかをまず確認しておきましょう。

経年劣化でのくすみや汚れ、傷、まさかの割れ

陶器やガラス製の食器はそう簡単に経年劣化はしないものと考えがちです。
しかし結局それは割れ物であり、何らかのサインや模様、絵柄が描きこまれていれば、無意識に振動などを与えただけで色がくすんだり、妙な汚れが取れなくなったり、細かな傷や割れなども発生している場合が多々あります。

ですから高級食器が沢山あるのだからきっと高値で売れるだろうと思って食器専門の買取業者を呼んだところ、あからさまに迷惑そうな態度で安く買い叩かれるというようなことも起きる場合があります。
特にブランド品など高額商品の鑑定ばかりを専門で続けている買取業者に買取依頼をすると、実は買取拒否される場合も多くなっているのです。

「完全な食器を一つ売る」のではなく「雑多な食器を一括で売る」

高級食器とはその分野だけを究めた専門家やコレクターが居るほどに、実はシビアな鑑定をする買取業者も多くなっています。
そのため、先に少し触れたように、一般の素人の方がギフトとしていただいた高級食器を売る場合、その保管状態が少し悪いだけで、せっかく査定してもらったのに買取拒否されることも多いものです。

また、さらに困ったことに高級食器を普段専門で扱っている業者となると、本当に価値のある器やスプーン、ナイフ、カップ&ソーサーなどを査定する場合は、それに不相応な安値で買い叩く場合も多々あります。
ですから基本的に陶器やガラス、金属などでできた高級食器は、一般の方は高く売れると思う商品を少し売ろうとするのではなく、もしかして売れるかも?と思える食器を一括で売った方がお得な場合が多いのです。

高級食器を高額買取してもらいたい場合は、自分自身の真贋能力や審美眼に絶対の自信を持っていないかぎり、できる限り簡単な方法で大量一括売却するのが良いでしょう。
そうすることで実は保管するだけでスペースを取る食器類をすぐにお金に換えることができますし、何より意外と高く売れる品がいくつか出てきて助かることも多いものです。