知らないだけで損します!お得な遺品整理の依頼方法とは?

日本国内で誰かが亡くなると、その家族は亡くなったことを知った瞬間から親族への連絡、通夜や葬儀の準備、各種手続き・申請などに専念するようになります。
冠婚葬祭は人生の大きな節目となる大きな出来事ですから、その分多くの時間、大きな労力がかかるのは仕方がないことです。

特にお葬式が終わるまではなかなか落ち着けないものですが、実は亡くなった方とお別れをした後でも、その方が遺した家具や家電、収集物、コレクションや写真、洋服等々の処分が必要になります。
これこそいわゆる遺品整理というもので、ご家庭によっては故人の遺品を長い期間その場に放置してしまうこともあるようです。

ただ、実は遺品整理をするのは早ければ早い方が良いことをご存じでしょうか?

後回しにしていた遺品整理で大損!

香典や年金、相続などの問題に比べればそこまで神経質にならなくても、故人の荷物はゆっくり時間をかけて整理していけばいいと考える人は確かに多いものです。
しかし遺品整理は早くしておかないと大きなコストがかかる場合があります。

たとえば急な引っ越しが必要になった際は、遺品をまとめて売却しようと思い立つ場合が多いでしょう。
せっかく一通り葬儀関係の作業が終わって余裕ができていたのに、その余裕を上手く活かせず、こうして急な用件に振り回されて結局遺品を一括大量処分してしまう場合が多いものです。

遺品整理だけを専門に行っている業者の中には、こういった顧客の心理を見抜き、最初から荷物の量や部屋の広さで遺品整理の価格設定を行っている場合があります。
このような価格設定であれば、遺品整理が今すぐ必要な人ほど簡単に高価な品物もまとめて売却してくれる場合が多いからです。

しかし実際は買取してくれる方がまだマシで、多くの遺品整理専門業者は逆に遺品を有料で処分引取り、ゴミ回収などする場合もあります。
もちろん衣服や家具などは多くの場合処分引取りにはお金がかかるものですが、家電や価値のある品もまとめて全て有料で引き取るような業者も居るため注意が必要です。

なお、当店のような普段から買取を専門に行っている業者であれば、基本的に遺品整理も丁寧に一つ一つの品を査定した上で行います。
そのため、本当に価値のある品は買取を、本当に処分にコストがかかるものは有料引取りをそれぞれその場で提案・相談させていただきます。

また、遺品整理は早め早めに行っておけば、その分遺品の状態も良いまま高価買取できる場合があることも覚えておいてください。
ただただ家や倉庫の中で放置したままの遺品は、それ相応に経年劣化を進めてしまい、買取査定を行う場合に不利となってしまう場合がある点も覚えておくことをお勧めします。

特殊清掃を伴わないからこそ実現できる買取価格・引取価格

遺品整理と聞くとすぐに特殊清掃を連想する方が多いですが、実際のところ遺品整理は生前整理と同じように特別な清掃を必要とするものだけではありません。
孤独死と違って家族に看取られ亡くなった方の遺品を、その方の私室から丁寧に整理整頓・処分していくことも遺品整理となります。

ですから遺品整理を依頼する場合は、今の自分が本当に必要としているサービスは何か?をまず一度考えてみてください。

たとえば故人が亡くなった場所に異臭や害虫の問題があったり、精神的につらくなるような現場であれば、その場で的確な行動が取れる特殊清掃のプロに任せるのが一番でしょう。
逆に故人が亡くなった場所は特に衛生的な問題がなく、ただただ幅を取る荷物が多くて困っている場合は、特殊清掃を伴わない遺品整理を依頼するのがお得となります。

特殊清掃を行わないだけで買取価格に変化が生じるのか?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが、実際は多くの場合変化が生じます。
なぜなら特殊清掃はその処理だけで多くのコストが発生し、そのコスト分は代金などで何らかの補填が業者側に必要になるからです。

つまり特殊清掃のサービス価格が比較的安い業者に遺品整理もお願いした場合、その結果得られるお金は最悪の場合マイナスになることが多いでしょう。
特殊清掃にかかったコストを遺品をほぼ無料で手に入れることで回収・補填したとしても、やはり清掃のコストには見合わず、結局料金を取る場合が多いものです。

それに比べれば買取専門業者が行う特殊清掃を伴わない買取・引取りの場合は、そもそも清掃にコストが発生しないため、明瞭価格・正直な買取価格で遺品整理を進めることが可能になります。
最終的には自分が望むサービス、自分が今置かれている状況によって選択をすれば良いことですが、遺品整理と特殊清掃は可能な限り分けて考えて、それぞれのプロに別々に依頼するのが好ましいと言えるでしょう。

遺品整理はできる限り速やかに行うことと、特殊清掃と遺品整理は分けて考えること。
これら二つのことを念頭に、ぜひめちゃ買うでお得な遺品整理を実現してください。