クーラー・エアコンを高く売るコツとは?

暑い夏にもはや必須の家電といえばエアコンです。
一昔前は扇風機や冷風機で乗り越えられた夏も、今ではエアコンがなければじっとしていることができないほどに暑くなっています。
ですからクーラーは一つの家庭に一台は必要な時代となっていますが、それゆえにその購入費用、維持費用、処分費用に悩むことが多いでしょう。
特に購入や処分にかかる費用は最低でも5万程度はかかることが多く、少しでも節約したいなら古いエアコンをできるだけ高く売却する必要が出てきます。

エアコン買取は製造時期がシビア

クーラー・エアコンの高額買取を望む場合、まずは実際の買取相場をある程度把握しておく必要があるでしょう。
たとえば約10年使い続けてきたエアコンを売ろうとする場合、その買取価格に高額であることを望むのは常識から逸れていると言えます。
実際のところ、エアコンという家電は10年も使用していた場合は買取不可、むしろ有料処分扱いになって処分費用がかかるのが通常です。
ですからエアコンを売ろうと考えた場合は、まず自分が今いつ頃に製造されたエアコンを売ろうとしているのかをまず把握する必要があります。
10年以上前であれば廃棄一択となりますが、製造から5年以内の空調機器であれば買取可能となる場合が多くなります。
さらに2年以内に発売された商品であれば高額買取も目指すことができるでしょう。
エアコンやクーラーといった空調機器は劣化が早いものですから、あくまで製造時期、発売時期がシビアに査定額に響くことをよく覚えておきましょう。

タバコやカビは大問題

エアコンはたとえば夏は冷房、冬は暖房と、一年中使っているとフィルターだけでなくドレン水を排出するホースの中などもカビで汚れていくものです。
ですからカビが発生しやすい場所に機体を設置し、室外機も周囲が囲まれたジメジメしたような場所においてあれば、カビがエアコン内で繁殖してこびりついてしまい、売却どころか使用も難しくなる場合があります。
さらにカビだけでなく喫煙者が家庭内に居る場合はより大変なことになります。
タバコ独特の臭いは一度エアコンのフィルターに入り込むと、その匂いはどれだけ洗浄をしてもほとんど落ちません。
さらにエアコンの煙で内部の汚れが取り除かれにくくなり、より買取、再販が難しくなってしまいます。

このようにエアコンを高く売りたい場合は、まず第一に製造時期、そして次には現在の使用状況を把握し、自分が持っているエアコンがどの程度の価格になり得るかを考えることから始めるべきでしょう。
そして妥当な買取価格を予想した後に、その価格よりもより高く売るために洗浄や自分自身での取り外しを検討してみることがおすすめです。
今時はエアコンの取り外しもその場で引き受けてくれて、さらに引っ越しなどで不要になったエアコン以外の家電や家具などを一緒に買取してくれる出張買取を利用するのが総合的に見てお得と言えますので、そういった買取サービスを利用するのも有効な手の一つと言えるでしょう。